企業型確定拠出年金
企業の福利厚生も新しい形が求められています。
「選択制確定拠出年金」は企業が社員の資産形成を助けながら、
大きな費用負担なく
福利厚生を充実させることができる画期的なプランです。
将来の備えを1名から加入できる積立制度で
企業型確定拠出年金(企業型DC)は役員、社員のための企業年金制度です。
平成13年6月29日に確定拠出年金法が成立し、同年10月に施行されました。
会社が掛金を毎月、加入者の確定拠出年金口座に拠出し、加入者自身が運用商品を選択して運用します。
原則60歳到達時に受給権を取得しますが、規定に定めることにより積立期間を最長70歳にすることができます。
選ばれる理由。確定拠出年金制度には、3つの「税制優遇」があります。
積立
掛金が非課税
掛金は全額非課税で
積み立てが可能です。
事業主が負担する掛金は、
全額福利厚生費として
損金として計上できます。
「選択制」の設計の場合は、
社会保険料も対象外
になります。
運用
運用益が非課税
運用益は非課税です。
年金資産を複利で
効率良く積み立てできます。
受取
各種控除で税軽減
一時金受取:退職所得控除を活用できます
積立期間30 年
その他の退職金支給なしの場合…
1,500万円まで非課税
年金受取:公的年金等控除を活用できます
65歳時の受け取り
その他の年金収入なしの場合…
年間110万円まで非課税
(公的年金と合算します。)
01
加入者1 名から導入が可能です。
一般の金融機関ではお引き受けが難しかった中小企業・小規模企業も導入可能です。
人数に関わりなく、加入者1 名、役員のみの事業所でも導入できます。
02
選択制なら新たな掛金コストが発生しません。
社員は自分のライフプランに合わせて、加入の選択、掛金額の設定ができます。
さらに選択制の場合、企業としても新たな掛金の負担が発生しないため、
企業も社員も無理なく始められます。
03
選択制なら社会保険料が削減できる可能性があります。
厳しい経営環境に加え、年々アップする社会保険料の企業負担分。
加入者が選択した掛金は社会保険料の算定基礎から外れるため、
企業負担分も軽減効果が現れます。